レーシックは、一生もつのか

レーシック手術を受けた後の心配の1つに、矯正された視力が徐々に元の近視に戻ってしまうことがないのかという事です。 確かに、あまり知識のない私も、この点については心配しています。 仮に視力矯正が一過性のものであれば、手術を受けてまで矯正する意味が薄れてきてしまうからです。 そこで、インターネットでレーシックの持続効果についていろいろ調べてみました。 レーザーによるレーシックが日本に導入されて10年以上経過しましたが、レーシック手術後に技術的な問題にて視力の矯正結果が無くなるといった事例は無いとのことです。 そして、まだ10年程しかレーシック後のデータが取れていないので、これから20年、30年後の結果は、まだ想像することしかできません。 但し、中には個人差はあるようですが、手術後5年とか10年経つと、少しずつ視力が低下する事例があるようです。 これは、レーシックの技術的な問題ではなく、各個人の環境や行為に左右される結果でした。 例えば、パソコンなどを長時間使用する作業を続けたり、テレビや本に目を近づけて見たりするような目を疲れさせる生活を続けると、視力の低下の可能性が高くなります。 このような視力の低下は、レーシック手術を受けたからというのではなく、受けていなくても視力低下の原因となります。 結論として、レーシックの効果が一生続くかという問いに対しては、技術的な問題が無いにしても、個人差があり、個人を取り巻く環境差もあるので、一生続く場合もあるが、少しずつ視力が低下する場合もあり得るということが言えます。 また、目の老化に伴い、遠視や乱視を発症する場合もあります。 これもレーシックを受けた、受けないに関わらず、発症する症状なので仕方ありません。 なんにしても、レーシックを受けた後は、出来るだけ目を疲れさせるようなことを避け、十分に目を休ませ、かつ、目に良いものを摂取するように心がけて、レーシック効果を持続させるように心がけるしかないと考えています。