さほど特別な事ではなくても、手術の後ですから、普段の生活の中にもちょっとした危険が潜んでいたりします。 クリニックから申し渡された注意事項に再度目を通し、手術翌日からの定期検診に通いながら、術後のケアは確実にしていきたいところです。 レーシック手術後は角膜の状態は通常の時とは違います。 特に抵抗力が弱っているので、気をつけなければならないことがいくつもあります。 処方された点眼薬は医師の指示通りに使用すること。 めんどうくさいからと言って、回数の増減を図ったりすると、普段の状態ではない角膜はよくない方向へ向かってしまうことも考えられます。 目に入るゴミ、ほこりにも細心の注意が必要でしょう。 手術後、1週間から2週間は防御策としてサングラスや、眼鏡を使用するのが良いです。 女性は家で家事をすることが考えられますので、眼鏡の隙間から揚げ油が目に入るなど、危険な状況も考えられるので、そんな時はホームセンターで売っている、透明のゴーグルが大変役に立つでしょう。 スポーツは目にかかる衝撃が大きいので、術後の経過がおちつくまでなるべく控えたほうが良いそうです。 （ジョギングだったら1週間、格闘技や球技、水泳なら最低1か月は控えたほうが良い）メイクは、アイメイクは医師からOKサインが出るまで控えたほうが良いでしょう。 （ファンデーションは翌日からOKの場合があります。 ）車の運転は、視力の回復が見られた後にしましょう。 入浴やシャワーは、当日は控えます。 首から下までは大丈夫だと思って、シャワーを浴びても、ちょっとした水の勢いだけで水滴が目に入ることも予想されますので翌日の定期検診でOKをもらうまでは我慢したほうが無難です。 洗顔も濡れたタオルでさっと拭く程度にしましょう。 いずれにしても、目の周りを拭くときは要注意です。 お酒は、手術後の当日は避けましょう。 翌日の検診でOKがもらえれば、ほんの少しぐらいのお酒なら飲酒が認められます。 ここまで見ても分かる通り、当日は出来ないことが、翌日の定期検診の結果によって可能になることがたくさんあります。